離 婚

①離婚等契約公正証書の作成

■ (相談)

Q1 離婚に関する公正証書を作るにはどうしたらよいですか。

A1 夫と妻の話し合いの結果をメモにして,それを持参して相談にお越しください。

   離婚の合意に関する確認事項等は「確認事項」をdownload。

 

Q2 公正証書を作成するのに必要な書類等はどのようなものですか。代理人の場合はどうですか。

A2 夫婦・子供の戸籍謄本,本人確認資料,代理人の場合その権限確認の資料と印鑑が必要です。

   本人確認に必要な資料は,印鑑登録証明書と実印,又は,運転免許証,

   写真付き住民基本台帳カード,パスポートと認印です。A1の「確認事項」を参照してください。

   作成委任状は「WORD」をdownload。

   委任状と別紙(契約条項)との間に契印をしてください。

   契印の方法は「割り印」「袋綴じ」をdownload。

 

Q3 離婚に関する契約とはどのようなことを書くものなのですか。

A3 一例を紹介します。「離婚契約の一例」をdownload。

   それぞれの事情によって合意内容は違います。当事者の意思をちゃんと確認し合うことが重要です。

 

Q4 手数料はどのくらいかかりますか。

A4 養育費,財産分与,慰謝料などの給付の数,金額によって手数料が異なります。

   例えば,養育費が10年で1000万円,財産分与・慰謝料が1000万円だと3万4000円に証書代を加えた金額です。

 

②養育費

 (養育費・学費)

Q1 子が大学卒業まで養育費を支払うという内容の公正証書を作成することができますか。

A1 金額が特定しないと強制執行ができません。このため,子が22歳になった後の最初の3月まで養育費・学費を支払う,その後は協議するなどとして,金額を特定した方がよいでしょう。

 

③財産分与等

■ (住宅ローン)

Q1 マンションを購入し,夫が住宅ローンを負っている状態で,財産分与としてマンションをもらうという内容の公正証書を作成することに問題はありませんか。

A1 マンションの所有権を移転すると住宅ローンの期限の利益を失う場合がありますから,期限の利益を失うかどうかをローン会社に確認した上で,所有権移転時期を決める方がよいでしょう。

   夫が今後とも住宅ローンを支払う約束する場合,将来不払いがあると妻が代わって支払わなければならないことも考えられます。住宅ローンの支払時期・金額を確認した上で,求償権を確保する約束を盛り込んでおくこともできます。

 

④年金分割

 (年金分割)

Q1 離婚時年金分割とはどういうものですか。

A1 平成19年4月1日以降の離婚について合意分割制度が導入されました。

   平成20年5月1日以降の離婚について3号分割制度が導入されました。

   合意分割については,一方当事者(2号改定者)だけで請求手続をする場合,年金分割の合意についての公正証書謄本等の提出が必要となるので,公証制度が利用されています。

   婚姻期間のうち平成20年3月31日までの分については合意分割となりますが,同年4月1日以降の分を含めて婚姻期間全体について合意分割を行うこともできます。

   次の年金機構のホームページをご覧ください。

   https://www.nenkin.go.jp/service/jukyu/kyotsu/jukyu-yoken/20140421-04.html

   https://www.nenkin.go.jp/faq/jukyu/seidokaisei/rikonbunkatsu/20140421-13.html

   なお,被用者年金制度の一元化について

    http://www.nenkin.go.jp/service/jukyu/kyotsu/itigenka/20150917.html

 

Q2 年金分割の合意に関する書類はどのようにして作るのですか。

A2 当事者が合意書を作成して公証人がこれを認証することができます。

   当事者の合意書の例は「WORD」をdownload。   

   基礎年金番号を記載する必要がありますので,年金手帳を確認してください。